1/144 RX-78F00 HMT ガンダム高機動型 の紹介です。
発売日 2022年7月16日 価格 2,530円
RX-78F00HMT ガンダム高機動型
後ろ姿。
こちらは横浜・山下ふ頭にオープンした「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の限定商品。
RX-78F00 ガンダム(通称 横浜ガンダム)をプロトタイプカラー+高機動仕様にアレンジしたキットとなっております。
ガンダム本体は同じく横浜限定の「1/144 RX-78F00 ガンダム」がベースで一部新規パーツを採用。
キットとしてカテゴリー分けがされておりませんが、組み立て難易度は近年のHGUCとほぼ同じだと思います。
説明書は新規テキスト。
ホイルシールとマーキングシール。
シール量はかなり少なめですが、細かな部分が多いので貼り付けるのが大変です。
写真は簡単にスミ入れと部分塗装を施した状態。
全体的にパネルラインやメカディテールが多いのでスミ入れすると見た目が結構うるさいかもしれませんね。
頭部。
ツインアイ部分はクリアパーツ成型になっているので、塗装してクリアを活かすのもありだと思います。
シールはツインアイと頭部センサー。
バルカン部のみイエローで塗装しました。
頭部後ろ。
こちらもセンサー部がシールです。
胸部。
プロトタイプガンダムを意識したカラーリングなのでダクトがあずき色のような濃いレッドになっています。
バックパック。
左右のビームサーベルは取り外し可能。
中央の接続穴はシールドや高機動型用のバーニアを取り付けることが出来ます。
腰部。
中央のVマークがシールによる色分け。
腕部。
ハンドパーツは「握り」と「開き」の2種類が付属。
肘下側面の装甲部が取り外し可能。
3ミリ穴を隠すカバーになっており、こちらにシールドや高機動型用の追加武装を取り付けることが出来ます。
肩アーマ―はブラック。
今回は説明書通りにデカールを貼ってみましたが、黒地だと余白部分が少し目立つので好みで貼り分けてください。
脚部。
肘アーマー部分はシールによる色分け。
後ろから。
アンクルガードは新規パーツを採用。
元のプロトタイプガンダムに合わせたスリッド入りの造形になっています。
首はポリキャップのダブルボールジョイント接続でシンプルながらも上下左右と良く動きを付けられます。
腰は左右の捻りと多少の前屈が出来るような構造です。
肩は胴体側のポリキャップで跳ね上げることが出来ます。
肘は関節部が少し飛び出す変わった構造で、90度以上曲げられるようになっています。
二の腕は軸接続で左右に回転、手首はボールジョイントです。
脚部は太もも上が軸接続で左右に回転。
膝は2重関節で大きく曲げこむことが出来ます。
足首は軸とボールジョイントの併用で捻りなどの動きが付けやすくなっています。
アクション!!
付属品「ビームライフル」「シールド」
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シールドはレッド、ブラック、イエローとガンダムが装備している物とは異なるカラーリング。
もちろんすべてパーツによる色分けになっています。
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介するアタッチメントパーツは、肘とハンドパーツの2か所で保持。
グリップは折りたたむことが出来ます。
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取付位置の変更。
シールド裏側には上下二ヵ所の接続部があり、アタッチメントパーツに取り付ける際に高さ選ぶことが出来ます。
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もちろんシールドはバックパックに取り付け可能。
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ビームライフルは5パーツ構成。
通常の横浜ガンダムに付属しているものと同じです。
スコープ部とサイドグリップがそれぞれ独立して可動。
ディテールにアレンジが加わっておりますがいつものビームライフルといった感じですね。
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アクション!!
付属品「ビームサーベル」
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クリアピンクのビームエフェクトが2本分付属。
柄の部分が2色に色分けされているところが特徴的ですね。
付属品「高機動用装備」
こちらはすべて新規パーツで、まさに今回の目玉となる装備ですね。
では取り付けてみましょう。
RX-78F00HMT ガンダム高機動型
後ろ姿。
胸部追加装甲。
ダクトから上部分を覆うパーツで、フルアーマーガンダムの胸部装甲よりもやや軽装な見ためです。
胸部装甲は頭部を外し、上から被せる感じで取り付けます。
背部補助バーニア。
ガンダム高機動型の個性であり大きな特徴となるバーニアパーツ。
こちらはバックパック中央に開いた3ミリ穴に差し込み取り付けます。
左右のバーニアユニットはバックパック基部から3ミリ軸接続。
バーニアユニットは軸可動で少し角度を付けることが出来ます。
脚部補助バーニア。
3パーツ構成でチョバムアーマーのように足パーツを囲むように取り付けます。
ダブル・ビーム・ライフル。
腕部の3ミリ穴とグリップで保持。
スコープ部の色分けは無いので塗装が必要です。
フルアーマーガンダムに近いデザインですが、こちらにはライフルを覆う装甲がありません。
アクション!!
オリジナルのAIメモリーからサルベージされた強化プランデータの断片を検証し、高機動化と武装強化をコンセプトに再構築した機体。
HMT(ハイマット)は HIGH MOBILTY TYPE の略称で、簡易装着式の増加装甲、補助バーニア、武装を追加することで性能向上が図られています。
このガンダム実は「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記」に登場するゲームオリジナル装備が元ネタ。
ギレンの野望以外のゲームには登場していないマイナーなバリエーションですが、今回まさかの抜擢となりました。
立体物はSDガンダムフルカラーやプライズのキーホルダーフィギュアやMG用のガレージキットくらいだったので、プラキット化は今回が初。
とはいえカラーリング、設定、各部のデザインが異なるのでゲーム版の高機動型ガンダムとは少し言い難い感じですね。
同じく横浜限定の「1/144 RX-78F00 ガンダム」にも、こちらの高機動用装備を取り付けることが可能。
当時のゲームを知ってる人はトリコロールカラーのRX-78F00ガンダムに装甲を纏わせた方がしっくりくるかもしれません。
シールドを装備させた状態。
ビームライフル!
ビームサーベル!
EGのRX78-2ガンダムと並べて。
後ろから。
残念ながらEGのガンダムに高機動用装備を取り付けることは出来ませんでした。
胸はかろうじて嵌りますが、手足はEGガンダムの方が太めです。
シールを貼らずそのままキットを組み立てた状態。
後ろ姿。
高機動型。
後ろ姿。
余剰パーツ。
シールドはグリップ以外なら組み立て可能。
腰の一部、サイドアーマー、アンクルガード、肩パーツ、胸部の一部、スコープ内部が余ります。
以上「1/144 RX-78F00HMT ガンダム高機動型」レビューでした。
おまけ。
プライズ キーホルダー RX-78バリエーション の RX-78-2 高機動型ガンダム。
後ろ側。